今月13日に発表されたCPIが予想を上回り、利上げペースが一段と加速するのではないかと考えられています。つまりインフレが加速し、さらなる株安やリセッションが起きる可能性がでています。
現在の投資環境の中でわたしたち個人投資家ができることは何でしょうか。現在の状況を整理しながら一つの戦略を紹介します。
6月CPIが+9.1%と予想の8.8%を上回りました。これはおよそ40年ぶりの高水準です。CPIの対前月比も予想を上回っており、インフレが加速しています。
しかし、来月のCPIは減少する可能性があります。
原油先物価格は6月10日のピークからおよそ20%減少しており、7月以降ガソリン価格の急落がCPIの減少に寄与するのではないかと考えられます。原油価格の動向をしっかりとチェックしていく必要があると思います。
仮に原油価格がこのまま減少したとき、来月(8月10日に発表)もしくは再来月にはインフレの指数であるCPIが頭打ちになるのではと考えている人もいるようです。
ガソリン価格のほかにも、小麦や金、銅なども下落しています。一部のチャートではダブルトップをつけて下落しているものもあり、インフレが抑制されればFRBの利上げの手も緩むはずです。
これらはあくまで予測なため、今後もコモディティ関連の価格はチェックし、FRBの政策に逆らわない投資ライフを送ることが堅実だと思います。
7月のFOMCでは1%の利上げが市場参加者たちのメインシナリオとなっています。9月には0.75%が過半数の人の予測です。
この大幅な利上げは、異例中の異例です。そのような対応が必要なほど、急速なインフレが起こっている証拠であり、株式市場の上昇に対するプレッシャーはなかなか大きいといえます。
長短金利差もマイナスを記録するなどリセッション入りする兆候が見られています。
リセッションを過度に恐れる必要はありません。むしろリセッションに陥ると、FRBは利上げの手を緩めるため株にとってはプラス材料です。
ドルコスト平均法によりインデックスを買っている人は愚直に続けましょう。次の強気相場への種まきと水やりになると思います。多くの投資家が苦しい思いをしているベアマーケットでは手を止め、休むことも大切だと思います。自分が退場しない方法を考え、長い期間、株式市場に身を置くことが大切だと思います。
現在ではSBI証券や楽天証券などネット証券ではポイント投資も利用できます。そのため失ってもショックの小さいポイントを利用してどんどんスポット購入していくのも一つの手だと思います。
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インデックスが上昇しているときには個別株で儲けることは比較的容易です。しかし、指数が右肩下がりのときにはなかなか投資の面白さを感じる場面も少ないと思います。
来るべき時のために本などで知識を蓄えたり、趣味や遊びに時間を使うのも一つの手段だと思います。
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