理想主義と現実主義。不毛な議論や長いだけの会議を減らすヒントを紹介!!

はじめに

不毛な議論や長い会議にうんざりしていませんか。理想主義と現実主義という考え方を知ることで、話し合いや自分の考えを整理する際に役立つヒントをまとめました。参考はYOUTUBEで活躍するムギタローさんです。話もわかりやすく、すごくためになるお話です。筆者がこの話を忘れたくないため書いている部分はあります。

理想主義と現実主義の具体例

理想主義とは…理想を立て、実現しようとする立場。空想的、観念的な性格をもつが、現実を改革する重要な基盤ともなる。

現実主義とは…現実を最重視する態度。理想を追うことなく、現実の事態に即してことを処理しようとする立場。(出典 小学館/ デジタル大辞泉)

具体例を見ていく前にそれぞれの言葉の意味を整理します。それぞれの考え方は、「理想はこうなってほしいよね」という立場と「今の現状の最適解はこうだよね」という立場であることを押さえていただければ問題ありません。

理想主義と現実主義の具体例として個人的にわかりやすかったのは、黒人差別の問題です。

1950年代のアメリカでは根強い黒人差別がありました。当時の差別される側の人は現実問題、これを受け入れ大人しくしていれば殴られたり殺される確率は反抗する人たちよりは低かったことでしょう。(現実主義)

しかし、理想を掲げたキング牧師の活躍で本当の平等を目指して公民権運動へとつながったというものです。

はっきりいって理想主義者は損をすることが多いです。しかし、アメリカの公民権運動や辞書にもあるように現実を改革する重要な基盤ともなる大切な考え方でもあります。

ほかの具体例としては学歴問題も挙げられます。

就活などにおいて理想的には学歴など気にせず、その人自身の人柄や能力だけで100%評価されるべきです。しかし、現実問題、頭のいい大学はそれらの戦いにおいて有利であることは事実でしょう。

この分別があるだけでグッと課題は楽になります。というのは自分で変えられるものと変えられないものの分別ができるからです。世間の目や他者の考えを変えることはできません。

その現実を知り、自分の立場によって浪人や編入、大学院入試などの対策を取ることができます。もしくはそういった偏見が少ない企業を探すこともできます。このことを理想主義の立場をとって本当に変えたいと思った場合は、国の偉い人になって制度を変えたり、心理バイアスの心理学の研究をしたりすることも面白そうです。生きるための知恵を得たようですこしだけ生きやすくはなりませんか。

理想主義と現実主義の補足

大前提としてどちらの立場も間違っておらず、その個々人の判断軸の一つでしかありません。どちらか一方の軸しかない人はいませんし、その日の体調によって2つの主義の比重が変わってしまうこともあるかもしれません。

理想はこうなってほしいよねという立場と今の現状の最適解はこうだよねという立場でなにか議論をしたところで、どちらも正しいことを言っており、別なところで議論しているため不毛なものになってしまうわけですね。

ではどうするか

  • 現状分析、現実への最適化
  • 理想やゴールはどこか
  • 理想に近づくための道筋を考える

この3点に細分化した議論を行ってみることもいいのではないでしょうか。

さいごに

ムギタローさんの理想主義と現実主義のお話でした。自分の中で深く刺さった内容なためまとめてみました。ポケモンの動画も面白いのでみてください。

以上

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