【留学70日目】留学に伴った企業型DC(確定拠出年金)の資格喪失と、iDeCoへの移管手続き

ある日、実家から「あなた宛に年金に関する手紙が届いたよ」と連絡がありました。中身を見てもらうと、それは「企業型DC(確定拠出年金)の資格喪失通知」。日本の会社を休職してカナダに留学中の私は、気づかないうちに企業型DCの加入資格を失っていたのです。

このまま放っておくと年金資産が凍結されたり、将来引き出し手続きが面倒になったりするかも…と不安になり、すぐに行動を開始。でも、カナダからは日本のフリーダイヤルに直接電話ができません。そこで母にお願いして、電話をかけてもらい、私と電話をつないでもらう形で対応しました。

電話口で確認したところ、私の企業型DCは三菱UFJ信託銀行が管理しており、iDeCo(個人型確定拠出年金)への移管手続きを進めるには、三菱UFJグループ内の別会社に連絡する必要があるとのことでした。紹介された窓口にも連絡し、海外在住でも移管手続きが可能であることを確認。必要書類は一度母宛に実家へ送ってもらい、その後、母がカナダに転送してくれることになりました。

今回の件を通じて、「自分の資産や制度に関する情報は、自分でしっかり管理することの大切さ」を実感しました。カナダでの生活に集中するあまり、日本に残してきた制度のことをすっかり忘れがちになりますが、こうした通知ひとつが、大切なきっかけになることもあるのです。

同じように留学や転職をきっかけに企業型DCの資格を失った人がいたら、まずは手紙が届いていないか実家に確認してみること、そしてできるだけ早めに移管手続きを進めることをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA